明日を思い悩まない



  明日を思い悩まないで、今の幸せを生きた方がよい。

    

 なんでだろう

 戦後ドイツのお話し

  父親が死んで財産を半分に分けて、相続した兄弟がいました。

  兄は、相続した財産を貯金した上でさらに、一生懸命働きました。

  弟は、相続した財産をすべてビール代に使ってしまいました。

  残ったのは、空き瓶の山でした。

  やがて、ドイツは敗戦を迎えました。

  そこで、二人はどうなったか

  兄は、インフレの影響を受けて、貯金をした財産はすべてパーに、

  弟は、物資不足のおかげで、ビール瓶が高値で売れて大儲けしたと言う。

  将来のことを考えても、先のことは分からないと言うことだ。

 キリスト教では、
  
  「新約聖書」の「マタイの夜の福音書」には、下記の一説がある。

  明日のことまで、思い悩むな。

  明日のことは明日自らが思い悩む。

  その日の苦労は、その日だけで十分である。

 仏教では、

  お釈迦様が説いた「一夜賢者経」には、下記の一説がある。

  過去を追うな。

  未来を願うな。

  過去はすでに捨てられた。

  そして未来はまだやって来ない。

  だから現在のことがらを

  それがあるところにおいて観察し、

  揺ぐことなく動ずることなく

  よく見極めて実践せよ。

  ただ、きょうなすべきことを熱心になせ。

 で、珍太郎は何が言いたいの

  キリスト教も仏教も「明日を思い悩むな」と言っているのだ。

  「今、ここに心があるか」で述べたように、

  残された時間(人生)を夢中になれることに、多くを費やすことにしたい。

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